遠心分離機の数ある種類の中から、ディスク型遠心分離機をピックアップして紹介。ディスク型遠心分離機とはどういったものかをはじめ、取扱っている主なメーカーや製品の特徴についてまとめています。
目次
遠心分離機は「遠心沈降機」「デカンター」「遠心脱水機」の3つに大きく分類され、ディスク型遠心分離機は遠心沈降機の1つです。
回転軸のまわりに円錐型(傘型)のディスク(分離板)を数百枚積み重ねた構造をしており、小さなスペースで大量かつ高速分離できるのが強み。粒径0.1ミクロン・比重差2%までの固液分離および液液分離を連続的に行え、最大15,000Gの遠心力で0.1ミクロンまでの粒子をフィルター助剤や凝集剤を使用せずに分離できます。
完全連続運転により長時間の無人運転も可能。また、オートメーション化も容易で、人件費の節約も叶えられます。大量処理・コストパフォーマンス・信頼性に優れた遠心分離機です。
巴工業は、機械事業と化学品事業を展開している企業です。機械事業では遠心分離機を中心とした分離機器の製造販売を行っており、特にデカンタ型遠心分離機の開発を得意としています。1941年の設立から遠心分離機の製造に取り組んでおり、長年の経験で培った技術力が強みです。
これまでに1,500種を超える処理物の分離実績があり、さまざまな処理物の分離に対応できる多様な遠心分離機を国内外に納入。また、遠心分離機および付帯機器類の据え付け工事から定期検査、補修、改良工事、下水処理設備の運転維持管理までサポート可能な保守体制を整えています。
巴工業のディスク型遠心分離機(分離板型遠心分離機) TCSシリーズは、食品・飲料向けにサニタリ仕様で開発された製品です。
従来の同一サイズの遠心分離機に比べ、高遠心力かつ大きな遠心沈降面積を実現しています。高効率な分離を行えるのが強みで、さらに多様な検知器を搭載した自動制御システムにより24時間連続での無人運転も可能。研究から開発まで国内の自社工場で行っているため、カスタマイズにも柔軟に対応しています。
| 会社名 | 巴工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア19F |
| 電話番号 | 03-3442-5120(代表) |
| 設立 | 1941年 |
| URL | https://www.tomo-e.co.jp/ |
アルファ・ラバルは1880年代から遠心分離機の製造に取り組んでおり、世界100ヶ国以上に販売拠点を展開しているグローバルな遠心分離機メーカーです。幅広い業界や分離用途に対応できるディスク型遠心分離機を豊富に揃えています。
100年以上に渡って遠心分離機の製造に取り組んでいる経験と知識を生かし、顧客の抱える分離の課題解決をサポートしているのが特徴。また、熟練の技術者による保守・サポート体制を整えているのも心強いポイントです。
アルファ・ラバルが取り扱っている一般工業向け分離機の1つで、ディスクスタック技術によって分離プロセスの高速化を実現しています。水や研磨剤入り金属粉のほか、2マイクロメートルまでの粒子を除去することが可能。機械の摩耗を低減することで、稼働率の向上を叶えています。
| 会社名 | アルファ・ラバル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル10F |
| 電話番号 | 03-5462-2442 |
| 設立 | 1978年 |
| URL | https://www.alfalaval.jp/ |
三菱化工機は1935年に化学機械専門メーカーとして創立し、時代のニーズに対応した機械・設備の設計・製作・建設に取り組んでいる企業です。幅広い分野のニーズに応える機械・設備の提供を通して、産業社会の発展への貢献を目指しています。
三菱化工機では固液分離テストも実施しており、小規模実験や実機テストによる検証結果をもとに機種を提案。そのほか、充実した機械製品アフターサービスも用意し、故障・トラブルやメンテナンス、能力向上・改善・改良の相談を受け付けています。
三菱ディスクセパレーターは竪型遠心分離機で、高遠心力によって液液・固液・固液液の3相分離を短時間かつ連続的に分離することが可能。優れた耐振構造で長寿命化を実現しているほか、PLC採用の自動制御盤によって無人自動化にも対応しています。ナノサイズ等の微細粒子や固液の比重差が小さいスラリーの分離・分級に適したディスク型遠心分離機です。
| 会社名 | 三菱化工機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県川崎市川崎区大川町2-1 |
| 電話番号 | 044-333-5354 |
| 設立 | 1949年 |
| URL | https://www.kakoki.co.jp/index.html |
GEAジャパンは120年以上前から遠心分離機に携わっているメーカーで、豊富な専門知識と経験を強みにしています。顧客からの細かな要望に対しても、培った経験と知識を生かして最適な分離システムを提案を目指します。GEAジャパンでは製造過程で入念な実機テストを行っており、分離性能の確認やより適した機種選定ができる環境を整えています。
また、各業界・分野に精通した専門家が在籍し、運用中の悩みや相談にも対応。そのほか、国内のサービスセンターで部品の在庫を取り扱っているため、万が一のトラブルにもスピーディーに対応してもらえます。
水と油のような比重の異なる2液を連続的に分離・吐出することが可能な遠心分離機です。ケミカル業界に適しており、化成品の2液の分離や不要成分液の除去として使用できます。処理液に微量の固形分が含まれる場合は、定期的な分解洗浄が必要です。
| 会社名 | GEAジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区芝公園1-7-6 KDX浜松町プレイス8F |
| 電話番号 | 03-4589-1602 |
| 設立 | 1970年 |
| URL | https://www.enshinbunriki.com/ |
コクサンは、遠心機・分離機を取り扱っているメーカーです。土壌用・油試験用・医療用・臨床検査用など幅広い種類の遠心機・分離機を取り揃えており、遠心機の特注にも対応。顧客のニーズに応じた仕様で遠心機を製造できることから、遠心機メーカーとしてのコクサンのノウハウと技術力の高さが伺えます。
自社に合った遠心分離機の相談がしやすいほか、導入後も定期点検や修理を通して遠心分離機の運用をサポートしてもらえます。
コクサンの分離板型遠心分離機ADSシリーズは、生産・プラント分野におけるスラッジの自動排出が可能な全自動タイプの遠心分離機です。工程の自動化およびCIPクリーニングを行え、さまざまな遠心分離工程に採用されています。
| 会社名 | 株式会社コクサン |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県さいたま市桜区西堀7-8-16 |
| 電話番号 | 048-853-5531 |
| 設立 | 1919年 |
| URL | https://kokusan.co.jp/ |
数ある遠心分離機メーカーを調査(※)した中から、自社の課題を解決に導く特徴を持つ遠心分離機メーカーを3社ピックアップしました。
※選定基準
遠心分離機メーカーでGoogle検索し、表示された全93ページについて2022年7月4日時点調査。
・高速…回転数を公表している中で最も高速化を実現しているメーカー(関西遠心分離機製作所)
・大量生産…デカンタ型の取り扱いが最も多いメーカー(巴工業)
・汎用性…バスケット型の取り扱いが最も多いメーカー(タナベウィルテック)
引用元:https://kansaienshin.co.jp/products/
高速回転の代名詞的存在のメーカー。従来では分離が難しい素材にも対応。
用途
用途一覧
引用元:https://www.tomo-e.co.jp/machinery/products/item/bdn.html
大量素材のデカンタ型を多く取り扱うメーカー。安定して排出でき小スペ設置も可。
用途
用途一覧
引用元:http://www.tanabewilltec.co.jp/products/ace
主に連続式バスケット型を扱うメーカー。機内の点検や洗浄も容易。
用途
用途一覧
公式サイトに記載なし
引用元:https://kansaienshin.co.jp/products/
高速回転の代名詞的存在のメーカー。従来では分離が難しい素材にも対応。
用途
用途一覧
引用元:https://www.tomo-e.co.jp/machinery/products/item/bdn.html
大量素材のデカンタ型を多く取り扱うメーカー。安定して排出でき小スペ設置も可。
用途
用途一覧
引用元:http://www.tanabewilltec.co.jp/products/ace
主に連続式バスケット型を扱うメーカー。機内の点検や洗浄も容易。
用途
用途一覧
公式サイトに記載なし